利用者様が自宅と変わらない普段の生活を送れるように、散歩に行ったり、台所に入り一緒に食事を作るなど、コミュニケーションを取る時間を大切にして、一人ひとりに寄り添えるように支援をさせていただいています。
まだまだ自信のない食事作りですが、ご利用者様と一緒に新しい料理にチャレンジしたり、「これ美味しいよ」とおいしそうに食べて下さる姿を見ると、とても嬉しくまた頑張りたいと思えます。
雲が晴れて、天気が良くなった時や夏場であれば朝早くに「お散歩に行きましょう」と誘い、ご利用者様とゆっくりゆっくりと陽ざしを感じて散歩をしている時間が大好きです。ご利用者様が「誘ってもらってよかった。外に出て気持ちよかった。」と喜んでくださり、そんな時は私も嬉しくなって一緒に歩いて見てきた景色がとても綺麗に思え、利用者様と共にゆっくりと歩むことの大切さ、やりがいを教えていただいたのだなと感じます。
ご利用者様は一人ひとり違った対応が必要で、朝の表情や行動を見て体調や気持ちに不安がないか様子を伺いますが、私たちの自分本位な考えや判断で対応しているとご利用者様の想いや希望とは違っていることもあります。元気そうな挨拶をして下さっても心の動揺があったりすると食事もスムーズにできないこともあります。
たくさんの経験を積み重ねて、また、自分のできる限り、ご利用者様の声と心の声を聞き取り、寄り添う心を持って対応できるよう日々努力しています。
笑顔でご利用者様と職員で楽しく一緒に仕事をしましょう。「ありがとう」の言葉を伝え合うことのできる幸せな気持ちになる施設だと私は思います。